コラム

大阪府下の企業や事業所で増加中の悪質な「点検商法」に注意してください2018年03月03日

箕面警察署から情報提供がありました。

最近、大阪府下の企業や事業者で、分電盤清掃や消火器点検等に来た業者とのトラブル事例が増加しています。これらは、業者間における商取引で、特定商取引に関する法律のクーリング・オフの適用を受けません。そのため、うっかり契約してしまうと警察としても対応がなかなか難しいとのことでした。皆さん注意してください。

以前からの取引業者を装ったり、無料点検をするといった内容のアポイント電話

悪徳業者
「いつもお世話になっています。悪徳商会です。消火器の点検時期になりましたので、今からお伺いしてもよろしいでしょうか?」

アルバイト
「いつもの業者の人なのかな?だったら大丈夫だろう」

※アポイント電話がなく、いきなり業者がくることもあります

点検書類と称して、契約書に署名を求めてきます書類はきちんと内容を確認し、安易に署名はしない

悪徳業者
「消火器をお預かりして、点検しますので、この書類にサインしてください!(書類の中身は「有料点検」の申込書だけど、署名すればこっちのもんだ)」

アルバイト
「店長不在だけど、いつもの業者みたいだから署名しても大丈夫だろう」

書面の内容を確認せずに署名してしまうと、後で高額な料金を請求されることになります

店長
「なんだこれ!!消火器の点検で13万円の請求!!」

アルバイト
「すみません店長・・・契約業者だと思って署名してしまいました…」

業者間での契約で特商法は適用されず、クーリング・オフはできません!!

店長
「消火器の点検で13万円も払えません。クーリング・オフします」

悪徳業者
「業者間の契約にクーリング・オフは適用されないんだよ。こっちにはお宅の従業員の署名入の契約書があるんだ!!きっちり払って貰おうか!!払えないんなら民事裁判にするぞ!!」


点検業者の手口


・「●●の部署へ連絡する様言われたので来ました」等と出入の点検業者を装う

・曖昧な承諾であっても、その時点で素早く消火器を集め出す

・「預かり書」などと言って、内容を説明せず、契約書に署名や押印を求める

被害の防止事例


・「消火器の点検にきました」と受付に来たことから、「指定業者がある」ときっぱりと答えると帰っていった

・従業員より総務課に「業者が消火器の点検に来た」と連絡があり、担当者が業者に「こちから依頼しましたか」と質問すると帰っていった

トラブル防止のポイント


・その場ではっきりと点検を拒否する

・責任者が対応する

・口頭での安易な返事は慎み、相手が差し出す書類には安易に署名や押印せずに内容を十分に確認する

対策


・受付や休日の守衛室、電話の代表窓口担当者やアルバイト店員等には「契約している点検業者名(社名・担当者)」「直近の点検実施日」を明確にしておき、契約していない点検業者は受付で断る

・相手業者から書類に署名を求められた際は、書類内容をしっかり確認する

・一人が署名を断っても、別の従業員に声をかけ署名をさせる業者もいるので、全従業員に周知徹底する

業者の中には、大手点検メーカーと思わせる紛らわしい社名を名乗るケースもあり、最近では、個人企業だけでなく、金融機関やスポーツ施設、大手企業等もその対象となっています。

このような悪質業者がいることを念頭において頂き、

  • ○安易に訪問を了承しない

  • ○安易に事業所内に立ち入らせない

  • ○内容を確認せず、書類等に署名しない

  • ○「契約を取るために営業にきたのですか」等とはっきりと訪問目的を確認する

ということを担当者はもとより、アルバイト店員を含む全従業員に対し注意喚起をおこなってください。

訪問業者の身分を確認すると共に、不明な点があれば、曖昧なままにせず、しっかり内容を確認し、被害の未然防止に努めてください。


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