Instagramはこれまで、拡散性の多くをハッシュタグやストーリーズに頼ってきました。しかし、2025年8月に追加された再投稿（リポスト）機能によって、ユーザー同士が気軽に他者の投稿を自分のフィードで再共有できるようになりました。これにより、投稿の拡散がよりコミュニティを通した自然な動きへと進化しています。
例えば、地域密着型の中小企業が開催するイベントの様子や新商品紹介などをフォロワーが再投稿すれば、その企業の投稿はフォロワーのフォロワーにも届けられ、広告の力を借りずとも情報が広がります。これは、ハッシュタグ検索とは異なり、信頼関係に基づく拡散であるため、ビジネス利用での共鳴度も高まるでしょう。
さらに、元投稿者には適切にクレジットが表示される設計のため、オリジナルの投稿者にもメリットがあります。フォロワー外へのリーチ拡大という観点でも、プロモーションの新たな一手となる可能性があります。
今後は、再投稿を前提に投稿内容を構成する「拡散されやすい見せ方」や、「再投稿を促す仕掛け」の工夫が重要になります。コミュニティとの共創的な拡散戦略を取り入れて、広がりを生む投稿づくりにぜひ挑戦してください。
箕面商工会議所では、Instagramの再投稿機能を活用した販促・広報戦略に関する相談も対応しております。
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