相談内容
最近、お客様が高齢化してきてお店に来られる回数も減り、その影響で売上も伸び悩んでいる。
この先、お店としてどう対応したらいいか相談したい。
経営指導員の対応
お客様の高齢化という自店を取り巻く環境の変化に対応していく必要があります。改めて自店のこれまでを振り返り、強みとなる経営資源について一緒に深堀りしていきましょう。例えば、専門的な知識・スキル、独自の商品やサービス、お客様からの評判など、他店にない自店のセールスポイントが見えてきます。その上で、自店を取り巻く環境について検討していきましょう。
お客様の高齢化ということであれば、既存のお客様の年齢層よりも若い層の人口はどうか、地域の状況の変化について情報を整理していきます。地域の傾向や新たなお客様の層のニーズやお困りごとに、うまくご自身の強みが活かせるポイントがないかを探っていきます。今まで長年通っていただいたお客様と、新たにターゲットとなるお客様とは、魅力となるお店の強みが変わってくる可能性もあります。今後お客様となるかもしれないターゲット層に、来店したい、通いたいと思っていただく魅力を見つけることが近道となりますので、ぜひ一緒に考えていきましょう。
例えば、職人による手仕上げの技術力が強みのクリーニング店の場合、近年のファッションの多様化によって増加している特殊な素材やデリケートな素材を使用した洋服に対応できます。個性的な洋服を好んで購入するものの、どのようにケアすればいいか悩んでいる若年層に対してうまく発信することができれば、新たな顧客層になりうる可能性があります。
また、地元食材の良さを最大限に活かす技術力が強みの居酒屋店の場合は、一人でも贅沢で質の高い食事を求める層が増加している傾向に合わせて、地元の食材をふんだんに活かした高価格帯のお一人様メニューを開発することで新たな層へアプローチすることもできます。
この2つの例はあくまでも参考例ですので、同じ業態だからそのまま取り入れられるというものでもありません。それぞれお店の強みも異なりますし、自店を取り巻く環境も異なります。
強みの整理、環境分析には、第三者の意見を参考にして自店を客観的に捉えることが重要です。ぜひ、自店の経営の見直しの際には、中小企業相談所をご活用ください。
執筆者:久野 佳世(経営指導員)
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