先日、当商工会議所に市内の飲食店主から「最近来客が減っている」とのご相談がありました。ヒアリングの中でお伝えしたのは、まず「お客様がわざわざ足を運びたくなる理由=来店理由」を作ることの大切さです。新しい味を試したい、季節を感じたい、SNSで話題にしたい——そうした動機があって初めて人は動きます。その1つとして効果的なのが、季節メニューでの訴求です。
ところが「季節メニューのアイデアが浮かばない」とのことで、生成AIの活用をご紹介しました。店長はその場でスマホにアプリをダウンロードし、「これなら自分にもできそう」と意欲的に帰られました。
例えばカレー店を例にすると、AIに次のような指示を入力します。「秋の食材を使ったオリジナルカレーのアイデアを5つ外食ならではの特別感を出したものを考えてください。」すると、「栗とスパイス香るバターチキン」「舞茸と牛すじの煮込みカレー」「さつまいもとココナッツの甘辛カレー」など、短時間で季節感あふれる提案が得られます。そこからお店の味や地域の好みに合わせてアレンジすれば、“その店でしか食べられない”一皿が生まれます。
箕面商工会議所では、生成AI活用や販促アイデアづくりに関する相談も対応しております。
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